たけやんのちゃらんぽらん夢日記

日々見た夢を綴って、心の平安をたもとうか、とゆうブログ

キック三連発

 どこかの病院でなんかの検査。ベッドに寝かされて頭に電極を三つぐらい付けられた。なに測るんだろう?

「痛かったら言って下さいねー。電気止めますからねー」

 え?痛いのか?これって痛いのか?ありゃ、始まっちゃったよ。

 ウイ~ン ミヨ~ン ビヨ~ン

 ……なんか、じわじわとズインコズインコきて……い、痛いたいぞ『ちょっと、痛い…』あれ?声が出ない。いや、あの、痛いんですけど。って声出ないよ痛ってーよ!
 先生!おら気付けよ!手足バタバタさせてんだろーが痛てーんだよっ!

 先生はやっと気付いて電気止めてくれたけど、ってなーんにも言わないでまた電気入れやがった!

 ウイ~ン ミヨ~ン ビヨ~ン バビョ~ンガ ビビョ~ンガ バビョバビョ~~!!

 い、痛ってーー!!メチャクチャ痛い!ちょっと、電気止めて、おらっヤブ医者!電気止めんかいっ!!
 って全然気ぃ付かへんがな止める気無いがな手足バタバタさせてるやろーが何で気が付かへんのや!!

 頭にきてベッドの端を思いっきり三回蹴り飛ばした。

 ドッスン!ドッスン!ドッスン!!

 って三回蹴ったら目が覚めた。

 どうも実際に壁を三回蹴っていたようだ。そりゃ思いっきり壁蹴ったら目も覚めるわなぁ。

 

 んで実はこの夢を見た時、私は泊まり仕事だった。壁の向こうの部屋では別の人が寝ていたんだな。ひょっとしたらビックリして起きちゃったかも知れないな。

 ご、ゴメンねー。

バングラデシュのひとびと

 とゆうことでバングラデシュに行ってきました。
 四泊五日とゆうすごく短い旅行でしたが、なんちゅうか、私はずっとシアワセでした(^^)。

 とゆうことでバングラデシュの写真を見て下さい。
 調子に乗っていっぱい載せてしまった。

                             

バングラデシュ旅行 その1 - 空港 -

 さて、とゆうことでバングラデシュ到着です。

 初めて来たぜバングラデシュ。でも7年ぐらい前にガイドブックは買っていたぜバングラデシュ。

 さて、さっそく受け付けに行ってビザをもらおう。
 バングラデシュは入国にビザが必要なんだけど、空港の受付で無料でもらえるそうだ。ガイドブックにもそう書いてあったし最近の旅行情報でも問題なくビザがもらえるとあった。

「おっちゃん、私ビザ無いねん。ビザちょうだい」

「お、かまへんで。ほなあそこの両替所でビザ代50ドル払ってレシート持ってきてな」

 な、なんやて?50ドル払えってか?タダとちゃうんかい!?

「いやいやいや、無料でもらえるはずなんやけど」

「なに言うてんねん。50ドルいるがなみんな払ってるがな払わな入られへんで」

 話が違うがな。こいつ、ワイロ取る気か?
 しかし、ワイロを取るんならその場で50ドル払えって言うはずだ。わざわざ別の場所で払ってしかもレシートを出すってことは、本当にお金が必要になったのか?

 言われた両替所に行って話を聞くと、ほかの人が払ったレシートの控えを見せてくれた。やっぱりお金が必要になったのか?ひょっとして期間限定ビザ代もらっちゃえキャンペーン中か?
 一応値切ってみたが、「50ドルじゃないとダメー」って言われちゃったよ。仕方ない、払うか。

 ビザ代払ったら話はスムーズだった。そのまま出して必要事項を書くだけ…ん?何ですか?え、日本人?通訳してくれ?

 どうも別の日本人旅行者が同じようにビザ無しで来たけど、言葉が通じなくて困っているらしい。まあどうせ暇だからちょっと行ってみよう。

 両替所とは違う小部屋にバングラのおじさんと日本人旅行者がいた。
 ちなみに、この部屋も両替所も空港のゲートの外である。つまりもうバングラの国内だ。
 いいのかよ、まだ入国もしてない人間がこんなとこ行ったり来たりして。ま、いいか。

 日本人旅行者に話を聞くと、バングラ人の友達がいて、その人のところへ遊びに行くらしい。その友達からも「なーんの問題もなく入国できるから、入国したら電話してね」って言われたそうだ。
 ほんでビザは必要だ50ドルだなんたらだって言われて言葉も通じなくて困ってたんだな。
 ほんでまぁ、この人とバングラのおじさんの間に入ってあれこれ通訳のまねごとをした。
 このバングラおじさんは親切な人で、彼の手続きやら両替やらもやってくれた。いやぁ~親切な人だねぇ。これで後で金を請求しなきゃあ最高にいい人なんだけど。

「よしっ。色々やってあげたから、ちょっと金くれ」

 ありゃりゃ、やっぱりきたよ。
 てかなんでオレに請求する?請求するなら彼の方じゃないか?まあいいや、代わりにタバコあげよう。日本のタバコだぜぇ。うまいぜぇ。あれ?やっぱりタバコじゃダメ?

「この人は色々やってあげたからタバコちょうだいって言ってるんですか?」

 あ、いや、違うんですけど…。お金を請求してるんであってそれはどっちかって言うとあなたへ請求するのがスジって言うか……まあいいや。

「よし!じゃあお金の代わりに歌をプレゼントしよう!」

 私はこの旅行にマーチンバックパッカーという小さなギターを持ってきた。入国早々このギターが役に立ったね(ちなみに、旅行中このギターが至る所で大活躍する)。

「ほれ、なー、これギターやで。これ弾いて歌うから、これでチャラにしよ。な、ええやろ?お、ええんか?よっしゃ!商談成立!」

 張り切って歌いましたよ。空港でギター弾いて歌うのは初めてだ。調子に乗って三曲も歌っちゃったよ。なんか三曲目からおじさんから『もういいよ』的なオーラが出ていたが、気にしないもん。


 さあ、例の彼とは空港で別れて市内へ移動だ。のっけから色々あって楽しい旅行になりそうだ。

バングラデシュ旅行 その2 - ショナルガオ -

 バングラデシュ到着の翌日、私はショナルガオとゆう町に向かった。首都からバスで40分ぐらいの町だ。
 とりあえず、田舎に行きたかった。私は疲れてたのだ。疲れを癒すには田舎だ。なんつったって田舎だ。
 ショナルガオは首都近郊の観光地なのだが、首都に比べれば田舎指数が高い…と、思うんだ。実はあんまりどんな所か知らない。知らないけど、なんか田舎っぽいと思ったのだ。まぁ、首都より都会って事は無いだろう。

 とゆうことでバスに揺られて到着しましたショナルガオ。

 なんか、いい感じに首都近郊の郊外感が出ています。そして目当ての観光地に(どうも博物館らしい)近づくにつれて田舎指数が増してくる。
 いいじゃんいいじゃん、このへん散歩したいぜ!

 ほんでたどり着きました博物館。なんか、博物館とゆうよりもだだっ広い公園である。だだっ広い公園の中に博物館の建物が点在している。
 高校の遠足かな?敷地の中には制服着た男の子や女の子がいっぱいいる。
 すれてないねーバングラデシュの学生。すごい素直な目を向けてくる。おぢさんは嬉しくなっちゃうよ。
 しかし話しかけてくるのは男子学生ばっかりである。女子高生は遠目から見ているだけだ。
 ねーねー君たちー。おぢさんは怖くないよぉー。話しかけてもいいんだよぉー。

 とか何とか言ってるうちにお昼時。敷地内の食堂で昼飯だ。
 バングラデシュのご飯は基本的にインドと一緒。カレーにチャパティー(薄っぺらいナン)にチャイ(甘いミルクティー)。久々に食った慣れ親しんだ味だ。うまいのだ。

「旅行者の方ですかぁ?」

 あれま、可愛らしい女の子が声をかけてきたよ。
 いや、実は少し離れたテーブルに数人の女の子がいたのだ。私は見逃さなかったのだ。まさか声をかけてくるとは思わなかったのだ。いや、実はちょっと期待してたのだ。

 色々と話を聞いたら、この子達は女子大生だそうだ。敷地内にいっぱいいた学生よりもちょっと大人っぽいな、と思っていたのだ。制服もちょっと違う。
 なんにしてもあなた、女子大生に囲まれるチャンスなんかめったにないぞ。てか初めての経験だ。夢のようである。当然ながら引率(?)の先生もいる。
 てか先生、男の先生!……なんでオレの隣に座るかなぁ。

 しかし正面には女子大生である。話しながら見つめ合いながらこっちの女子大生と話しちゃぁあっちの女子大生と話しちゃぁ幸せったりゃありゃしない。

「それは何ですかぁ?」

 あれま、私のギターの袋を指さして聞いてきたよ。この町に宿泊するつもりだったから荷物は全部持ってきた。当然ギターも一緒だ。まさか聞いてくるとは思わなかった。いや、実はすごく期待してたのだ。聞かれたからには応えなくちゃぁ。

「これは、ギターです」

「キャー」「すっごぉーい」「歌って歌って」

 き、期待どうりである。いや、期待以上である。

 当然ギター弾きましたよ歌いましたよ。気合い入れまくりで歌いましたがな。空港でおっちゃんに歌った時とは気合いの入り方が違いますがな。
 あん、女子大生ったら手拍子までしてくれたよ。遠くにいたほかの女子大生までこっちに来たよ私ったら女子大生に囲まれてるよ!

 いいのだろうか、こんな幸せな時間を過ごして。出来ることならこの時間が延々と続くことを願うぞ。

「もう帰る時間だぞ」

 へ?あれ、先生、何をおっしゃってるんですか?
 あれ?帰っちゃうの?

 帰る時間が迫っていたのだろうか、女子大生達は走るように去って行った。

『た~のしい 時間は いーつーでーも~ す~ぎて いーくーもーの~♪』

 そんなメロディーが私の中で流れて行った。

バングラデシュ旅行 その3 - 宿探し -

 さて宿探しだ。私はショナルガオの町が気に入ったのだ。この町を拠点に色々散歩やらしよう。

 が、ホテルが無い!ショナルガオの町にホテルが無い!どっこにも無い!

 実はガイドブックにも『ショナルガオには宿泊施設がありません』って書いてあった。しかしなんたって七年前のガイドブックである。七年もたちゃぁホテルの一件ぐらいは出来ているだろうと思っていた。

 甘かった。何年たとうが無いものは無いのだ。
 誰に聞いても「ここにはホテルは無いよ。首都まで行けばいっぱいあるよ」とゆう答えが返ってくる。
 しかし今更首都まで戻りたくない。何とかこのへんで泊まりたいのだ。私は田舎に泊まりたいのだ。

 色んな人に聞きまくって、やっと、「この近所にホテルがある」って言う人を見つけた!薬屋のおっちゃんだ!なんて素敵な薬屋だ!

 おっちゃんによると、ここからバスで10分ぐらい行った町に、一件だけホテルがあるそうだ。
 お~~バスで10分ならほとんどご近所さんじゃないか!ちゃちゃっとバスに乗ってまたこの町にも戻って来れるぞ!
 ほんでおっちゃんったら、そこまでのバス代の相場まで教えてくれた。もんのすごく安かった。

 でね、当然教えてもらった町へバスで向かったのよ。ほんでバスの兄ちゃんにお金を払ったのよ。おっちゃんに教えてもらった金額を払ったのよ。
 でね、その時のね、お金を受け取った時のね、兄ちゃんの表情がね、すんごく良かったのさ。

 普通、バス代やら宿代って、外国人からは多めの料金を取る。いわゆる外国人料金ってやつだ。きっちりと『外国人料金』『地元の人料金』って明示してある所もあるが、まあなんとなく暗黙の了解で、外人からは多めにもらっちゃえーって所もある。
 ほんで、そうゆう所で外人が地元の人と同じ料金を払っちゃったりした場合、ちょこっともめることも間々あるのよ。もめてケンカになっちゃったり逆に仲よくなっちゃったりね。

 でだ、バングラデシュの兄ちゃん、バスの兄ちゃん、私から地元の人と同じであろう金額を受け取った時、えも言われぬ、素敵な表情をしたのさ。その表情は、

 驚いた様な、あれ?お前相場知ってるのか?って様な、外人からバス代貰っちゃったよーしかも地元の人とおんなじ料金だよーって様な、そんな、ちょっと嬉しそうな何とも言えない表情をした。

 まあ、多分に私の思い込みも入っているのだが、そのほんの一瞬、私はすごく嬉しかった。思わずニコ~っと笑ってしまった。


 とか何とかニコニコしているうちに目的の町に到着した。

 ……町?ここ、村だぞ。しかもかなり小さな村だ。
 この小さな村にホテルがあるのか?なんか間違ってないか?こんな所で降りちゃって、どうすりゃいいんだ?

「お~い、こっちこっち」

 はい?どちら様ですか?

 どうも同じバスに乗ってたらしい兄ちゃん達だ。こっちこっちって呼んでいる。こっちって、どこに行くんだ?
 とりあえず途中で強盗さんに変身しそうもない兄ちゃん達だったから、ノコノコついて行った。
 で、たどり着いた場所は(ってすぐ近くだったけど)、……遊園地?

 結構大きな施設みたいだけど、ここ、どー見ても遊園地だぞ。
 ばか高い門の向こうには、極彩色に塗られた実物大のステゴザウルスのオブジェがある。あっちには、デフォルメされて、これまた好き勝手な色を塗られたティラノザウルスがいる。
 あ、連れてきてくれた兄ちゃん達は「じゃぁねー」って行っちゃった。「ど、どうもありがとう!ここが何なのか分かんないけど助かりましたぁー」

 で、ここは何なんだ?
 門の中に守衛のおっちゃんやスタッフらしい人達がいたので声をかけてみた。

「えーっと、私はホテルを探してるんですけど」

「おーおーおーここに泊まれ」

 泊まれるのか?ここホテルなのか?ステゴザウルスがいるけどホテルなのか?

 スタッフらしい人が中を案内してくれた。施設内はかなり広い。たぶん甲子園球場よりもデカイ。
 その中にミニ動物園や遊技施設や運動場みたいのやバーベキュー場や池や川まである。アヒルがウロチョロしてるぞ。

 そして、コテージがあった。あそこに泊まれるんだ。各コテージにはもれなくベランダまで付いている。そのベランダの前は花いっぱいの広い広い庭だ。庭には寝そべって座れるイスまである。あそこで寝そべってギター弾いたらメチャクチャ気持ちいいだろうな。

「え~っと、ここは一泊おいくらですかぁ?」

 シングルだと、一泊2,000円ぐらいだった。

 お、思ったよりも安い。

 とゆうことで少々の値段交渉の末、めでたくここに宿泊することになりました。なんか朝飯も付いているらしい。
 さっそく庭のイスに寝そべってギターを弾いた(寝そべって弾くと、意外と弾きにくい)。
 ギターを弾いてるとスタッフの人達がワラワラ寄ってくる。よ、寄ってくるのは嬉しいんですけど、大勢過ぎて、せっかくの庭や花が見えないんですけど…。

 しかし、何でこんな小さな村にこんな施設があるんだ?東京ディズニーランドが千葉にあるのと同じか?

バングラデシュ旅行 その4 - 村の散歩 -

 さてお散歩だ。

 私は散歩がしたいがために田舎を目指していたのだ。ほんでここは期待以上の田舎だ(^^)

 緑がいっぱいであちこちに川が流れててちょっと歩けば素朴な人が寄ってきて子供たちも寄ってきて、寄って……き過ぎじゃないか!
 なんか、あぁっとゆう間に3〜40人ぐらい集まってきた。みんなニッコニコしながらコッチを見てる。私は動物園から逃げ出したパンダじゃないぞ。
 でも、いくつかの国で時々いるような、うっとうしい連中はいない。みんな純粋に嬉しそうな顔をしている。ただ、その、あまりにも人数が多すぎるのだ。
 大人たちはしばらくすれば帰って行くのだが、子供らは帰らない。ドンドンドンドン増殖していって、

「お前ら学校行けぇ〜〜」

 どうも歩く道によって集まってくる人の多さが違うみたいだ。私がさっき歩いてたのは民家が密集する路地みたいな所だった。そんなトコ歩いてたら、そりゃ家から人が集まってくるわ。

 とゆうことで、歩くコースを変えた。

 道行く人がみんな笑ってる。手ぇなんか振ったら、ニッコニコ振り返してくれる。入り組んだ道もあれば見晴らしのいい道もある。どこ歩いても緑がいっぱいで川が流れてる。てかこの村、思ったより広いわ。
 路地かと思って入ったらいつの間にか民家に入っちゃって、ちょっとビックリされたけど、でも写真とかも撮らせてくれてみんなニコニコしてて力車(自転車タクシー)の兄ちゃんですらニコニコ手を振っている。
 観光地の力車は我先に乗せようと少々目が血走ってるが、ここの力車の兄ちゃん、そもそも私を乗せようという発想が無いみたいだ(^^)お客さんをどっかに連れてった帰りに再会したら、「ヒャッホ〜」て手を振ってそのまま通り過ぎちゃった。

 なんかさぁ、みんなノンビリしてるのだ。

 疲れたら雑貨屋さんに座ってチャイ(熱いミルクティー)を飲む。暑い中の熱いチャイは意外とうまいのだ。
 そこここに雑貨屋さんがあるのだが、たいがいチャイも売っている。ほんでイスとか座る場所があって、ご近所さんのたまり場だ。子供からじいさんから若いのから、みんな座ってダベってる。

 来て、良かった〜。ここにたどり着けて良かった〜。

 私はこの村にいる間、思いっきりリラックスしてヘラヘラ笑いながら散歩していた。


 但し、一つだけ難点があった。

 みなさんスッゲーいい表情で魅力的なのだが、カメラを向けると瞬時にポーズを取るのだ!
 直立不動になる人がいる。斜に構える人もいる。「家に来い家に来い」って言って、庭にいる牛の前でカップ片手にポーズとる人までいる。なっかなか自然な表情が撮れないのだ。

 ほんで一人、すっごいかわいい女の子がいた。この子は大人になったら美人になるなーって感じの女の子だった。
 普段は柔らかくかわいい笑顔なのだが、カメラを向けた瞬間、『キリッ』とした表情をする。本人にとっては決めポーズなのだろうが、客観的に見ると、敵と対峙した女子プロレスラーのようである。
 あんたはジャガー横田か!?

 結局この子の自然な笑顔は撮れなかった。とゆうことでこの子の写真は載せないのだ。

         

バングラデシュ旅行 その5 - 女子高生びたし -

 さて、いつものようにヘラヘラ笑ってばかりいる散歩からホテルに戻ると、ホテルの敷地内は、

 女子高生であふれていた!

 そこここに女子高生がいるキャッキャキャッキャしている右も左も前も後ろも全部女子高生だチラチラ横目で私を見てる!

 なんだなんだなんだこの楽園のような状態は何だ?

 きっと遠足だ。勝手な解釈だがそうに違いない。てか理由なんか何だっていい。この楽園状態に身を浸したい。
 こっちがニコッとすると女子高生達は、はにかんだ笑顔で照れてあっち向いたりニコッと返してくれたり……無視して通り過ぎたり。

 ももももうちょっと親交を深めたいぞ。しかしこちらから向かって行くと『すけべオヤジ女子高生集団に乱入の図』である。恐怖を感じて逃げられてしまう恐れがある。日本代表としてそんな醜態をさらすわけにはいかないのだ。でも何とかもうちょっと…。

 ギターである!こうゆう時こそギターである!ギターを弾いて女子高生の注目を集めるのだ!

 しかしどうする?いきなり出て行ってギター弾き出したらあまりにも不自然だぞ。
 と、とりあえず部屋のベランダで弾くか?

 ものすごく不自然な何気なさを装って(かなり無理があるが)ベランダでギターを弾き出す。
 女子高生は…あ、あまり注目してくれていない。
 こ、ここじゃダメか?やっぱ庭のイスに座って弾いた方がいいか?いいい今から庭に出るか?スーパー不自然だぞ。

「お〜い、こっちで弾けよ〜」

 天使の声だ!!
 スタッフ達である!いつも私がギターを弾いていると仕事そっちのけで集まってくるスタッフ達である!遠慮もクソもないスタッフ達である!
 しかし、この時ばかりは天使に見えた。

 はい!行きます!すーぐ行きますそっち行きます庭で弾きますっ!!

 スタッフ達のナイスアシストによって庭でギターを弾き出す。少々ドキドキする。観客はスタッフ達だけだ……ったんだけど、だんだん、だんだん、女子高生が集まってきた!
 みんなニコニコしながら聞いている。オレの歌を聞いてくれている。女子高生達がオレの歌を聞いてくれている!なんか、すごい幸せだぞ。
 うわっ!ほかの女子高生達も集まってきた!うわっ!どんどん集まってきた!うっわぁーすごい勢いで集まってきた!オレの周りを取り囲んでいる!

 

 私の周りが女子高生で満たされていく。

 

 我が人生でこんな至福の時があっただろうか?

 もうどんどん歌っちゃうぞ。日本語の歌だから分かんないだろうけどいいんだもん。心を込めて歌うからいいんだもん。外人さん認知度の高い『鉄腕アトム』も歌ってみたけど知らないみたいだったけどいいんだもん。なんだったら朝まで歌い続けたっていいんだも…「お〜い、そろそろ帰るぞ〜」

 はい?何ですか?

 あ、あなたは引率の先生ですか?かかか帰っちゃうの?あ、せめて写真撮らせて。

 幸せな時間は、なぜすぐ過ぎてしまうのだろう?もうちょっと早く帰りゃよかった…。


   

バングラデシュ旅行 その6 - チェックアウト -

 さーって移動だ。今日、首都に戻って明日の夜には日本に帰国だ。
 いい村だったなー。もっとここにいたかったよ。
 ほんでまたいいホテルだった。女子高生にも囲まれたし。
 しかしこのホテル、一つだけ欠点があった。

 チェックアウトが朝の8時なのだ。

 毎朝、掃除のおばちゃん軍団がやって来て部屋の掃除やら広大なホテルの敷地内を掃除するのだが、だいたい9時頃には帰ってしまう。そのおばちゃん軍団が帰ってしまうと、もう部屋の掃除をする人がいなくなるのだ。
 ので、そのおばちゃん軍団が帰る前にチェックアウトしなきゃいけない。まあ仕方ないっちゃあ仕方ないんだけど、せめて昼頃までいたかったなー。

 もう一泊して、この村から空港へ直行することも考えたんだけど、なんちゅうか、私ったら首都をほとんど散歩してないんだな。せっかくなので首都の様子も見たいのだ。

 とゆうことで、後ろ髪引かれながらもこの村とお別れだ。

「お世話になりましたー!」

 ホテルのスタッフ達と挨拶を交わす。掃除のおばちゃん達も手を振ってくれたよ。ホントお世話になりました。


 …なんか、そのまま帰るのもったいないなー。お店によってチャパティーでも食うかな。朝飯はもう食ったけど、まあいいや。

 幹線道路からホテルまでの道にいくつかお店があるのだが、そこの一軒に、メチャクチャうまいチャパティー(薄っぺらいナンみたいなやつ)を出す店がある。お父さんと少年(たぶん息子)の二人で切り盛りしているんだが、この少年が働き者なのだ。そして、実に嬉しそうに働いている。
 何回かここでチャパティー食ってチャイを飲んだんだが、このお店は食い物だけでチャイはお向かいの店からもらってくる。チャイの代金はお向かいの店に払うんだな。
 ほんでチャイを頼むと、少年がダッシュでお向かいの店まで走る。そして、すごく大事そうに運んでくるのだ。ニッコニコしながら。
 そーんな笑顔で運ばれた日にゃあ、チャイが何倍もうまくなるぞ。


 さて、ハラもふくれたし、今度こそ出発だ。
 荷物担いでバス停までテクテク歩く。バス停たって看板があるわけじゃなく、道端に突っ立ってバスが通るの待つんだけどね。
 そうやって突っ立ってると、道端の店のじいちゃんが声をかけてきた。

「何ですかぁ〜。どーせ時間あるからなんぼでも話聞きまっせー」

 なんかこのじいちゃん、以前日本で働いていたらしい。日本語もちょこっと話せる。何かを売りに行ってたんだって。あれ?買いに行ってたんだっけ?まあいいや。
 ありゃ、チャイご馳走してくれるの?ありゃますいません。頂きます。
 せっかくチャイを頂いたのでお礼にギターを弾きましょう!

 ギター弾いて歌っていたら周りの人もよって来た(ウズウズ)。ちょっと聞いてすぐ行っちゃう人もいたけど、また別の人もよって来る(ウズウズ)。なんかバスが通ったみたいだけど、まあいいや(ウズウズ)。

 ウズウズ。ウズウズ。ウズウズウズ。

 このまま帰るのイヤだー!

 もうちょっと散歩しよう!別に急いで帰る必要もないやん!
 荷物担いだまんま今きた道を引き返す。なんか、自然と顔がほころぶ。

バングラデシュ旅行 その7 - 引き返して良かった -

 荷物を担いでイソイソと村の中へ引き返して行く。おっと、カメラも出しとかなきゃ。

 朝の登校時間なのか、制服を着た子供達が多い。写真撮らせてもらったよ。

 さて、せっかくなのでお気に入りの場所へ行こう。

 見通しのいい一本道。右側には川や畑が続き、左側には民家や林がある。すごい気持ちのいい散歩道だ。
 この道の突き当たりはT字路になっていて、そのT字路のど真ん中にキオスクみたいなお店がある。当然チャイも売っている。その店の長イスに座ってチャイをすすりながらこの景色を眺めるのだ。もう、たまんないね!

 とか言いながらチャイをすすっていると、村の人達が集まってきた。少し遠巻きに見ている人、ちょっとずつ近づいて来る人。みんなニコニコしている。
 えへへ。なんか、すんげー嬉しいぞ。

 ……ん?いつもはカメラだけだけど、今日は荷物を全部持っている。当然ギターも持っている。
 こ、これはギターを弾かねば!ここで弾いたらメチャクチャ気持ちいいぞ!む、村の人も聞いてくれるかな?

 おもむろにギターを取り出す。まずはポロロンと弾いてみる。
 む、村の人がよって来た。すんげー至近距離までよって来た。取り囲まれてしまった。
 う、歌いまっせぇ。

 緊張しながら歌い出す。が、いつもと様子が違う。いつもはみんなニコニコして聞いてくれるのだが、ここの人達、もーのすごい真剣な顔をして聞いている。てか睨まれてる様な気もするのだが。

 緊張しながらも、何とか一曲歌い終わる。
 あ、やっとこさ笑顔が見えた!もぅ、おっちゃんドキドキしたがな。

 その後も何曲か歌った。ほんの少し笑顔が増えたが、相変わらず歌ってる最中は真剣な顔で聞いている。
 わ、私の歌ったら、そんな真剣に聞くようなもんじゃないんですけど。でも、なんか嬉しいぞ。

 


 うん。引き返して良かった。さて、今度こそ首都ダッカに向かおう。
 と、バス停への道をチンタラ歩いていると学校にさしかかった。ちょうど登校時間なのか子供たちがワンサカいる。

 てか案の定よって来た!ダッシュでよって来た!校舎の中にいた子供たちまでよって来た!いやいやいやお前ら今から授業だろ外に出てきちゃダメじゃないか先生に怒られちゃうぞ。

「こらー!何やってんのよ!!」

 あ、先生だ。

 女性の先生が出てきたよ。だーから言ったじゃない、怒られちゃうぞって。てか怒られる原因を作ったのは私のような気もするのだが。

「ちょっとあんた。こっち来なさい」

 はい?えーっと、わたくしの事ですか?

 ドキドキしながら近づいて行く。怒られるのかと思ったけど、先生はニコニコしながら校長室みたいな所へ招き入れてくれた。ひょっとしてこの人は校長先生なのかな?

「あなたどこから来たの?旅行?仕事は何?」

 ひやぁー良かった。とりあえず歓迎されているのかな?
 それから色々お話させてもらったが、何を話したのかスッカラカ〜ンと忘れてしまった。そして校庭では朝礼が始まったようだ。全校生徒が整列して先生のお話を聞いている。このへんは日本の学校とおんなじだな。

「あのー、朝礼見学させてもらってもいいですか?」

「あら、モチロンいいわよ。ぜひ見てちょうだい」

 おぉーありがたい!実はさっきから見たくて見たくてしょうがなかったのだ。
 あ、全員で歌を歌い出した。あれは校歌かな?

「あの、あの歌は学校の歌ですか?」

「学校の歌?いいえ、あれはバングラデシュの国歌よ」

 あーそうか。朝礼で国歌を歌うのか。
 あ、ラジオ体操が始まった。
 ラジオ体操ってか、あれはストレッチだな。手を伸ばしたり腰をグイ〜ンと曲げたりしている。
 そして、腰をグイ〜ンと曲げながらも、みんな横目で私を見ているのだ。ニッコニコしながら。なんか、メッチャ可愛いぞ。


 そんなメチャクチャ可愛らしいストレッチを見ながら、ここでみんなの前でギターを弾いたらメチャクチャ気持ちいいだろうなと妄想する。
 てかぜひ歌いたいぞ!いつ言おう?ストレッチが終わってから?誰に言おう?言うならさっきの校長先生みたいな人がいいよな。ドキドキ…あ、ストレッチが終わった!

 ドキドキドキドキ…あ、あの…

 あ、行進が始まった。みんな校舎の中に入って行く。朝礼終わりか?

 あぁん、もう!肝心な時に意気地が無いぞ、オレ!

 生徒さん達の行進が続く。あぁ、朝礼の時は男女別々で並んでたけど、教室には一緒くたに入るんだね。授業は男の子も女の子も同じ教室で受けるんだ。

 そして、皆さん私の前を通って教室に入って行く。私の目の前を行進して行くのだ!
 いやん。みんなメッチャ笑顔じゃん。手ぇ振っちゃえ!
 いやぁーん!みんなキャッキャ言いながら手を振り返して…「コラー!ちゃんと前むいて歩きなさい!」

 ありゃりゃ。怒られちゃったよ。ゴメンネー。
 でも、前を向きながらも、みんな横目で私を見て行ってくれる。一生懸命唇を閉じながらも笑顔があふれている。

 みんな良い子だなー。

 うん。ギター弾けなかったからって贅沢言うもんじゃない。朝礼を見学出来ただけでもすごく良かったよ。

 うん。引き返して良かった。

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