たけやんのちゃらんぽらん夢日記

日々見た夢を綴って、心の平安をたもとうか、とゆうブログ

久々の長期旅行

 さてわたくし、9月の一ヶ月間、お休みをもらいました!

 んで旅行に行ってきました!旅行に行ってきましたぁ!んっもう!旅行に行ってきましたぁ〜〜〜!


 とゆうことで、今回の旅行の目的地と目的ですが、

 目指すはラオスである!!ほんで目的はリラックスである!疲れを癒すのである!ストレスもあさっての方へすっ飛ばすのである!

 なんじゃかんじゃらすったらもんだらをスパコォ〜〜ンと忘れて、ひたすらリラックスするのだーー!


 しかし、実はわたくし、この手の長期旅行をするのは十年ぶりなのである。
 十年間全く旅行をしなかった訳ではないのだが、旅行をしても三泊とか四泊とかその手の短い旅行ばっかりだった。
 なので、いわゆる旅行の勘とか危険察知能力とか、その手のものが大幅に欠落しているはずだ。
 そんな素人がいきなりラオスとか行ったらどうなるか分からない。

 ラオスは基本的に安全な国なのだが、首都とか首都から北へ行く道とかは結構危険なのだ。
 以前私がラオスの首都へ行ったときも、「先週バス停で爆弾テロがあったから気をつけろよー」とか言われちゃった。

 なので、その手の勘を取り戻すためのリハビリが必要だ。

 ほんでリハビリに選んだ場所はタイのチェンマイである。

 チェンマイは私の大好きな町でもあり、リバビリには最適な場所なのだ。アホなことをしない限りはそこそこ安全なのである。ラオスにも近い。

 とゆうことで、まずはチェンマイに行ってリハビリをして、ほんでからラオスに行くのだぁ〜〜〜!!



 てな感じのプランを立てて出発した。んで実際チェンマイに行って私は思った。


 リハビリなんか必要なかった。


 なんだこの違和感の無さは。勘を取り戻すもへったくれも無ないよいきなり馴染んでるよいつも通りだよなんか日常だよ勘だってビンビンに戻ってるよ一人前の長期旅行者だよ。

 こんなことならタイやラオスじゃなくて初めて行く国を旅行した方がよかった……って危ない危ない!いきなり調子に乗るんじゃないよ私!

 ここはチェンマイだ!だから安心なのだ。だからいきなり馴染んでるんだ。危ない危ない。やっぱりリハビリは必要かもしれない。

 でもせっかくだから、チェンマイを少し楽しんだら初めて行くタイの町を旅行しよう。タイだって広いのだ。行ったことがない町もいっぱいある。そんな町を旅行しよう。

 あ!その前にパイにも寄ろう。

 パイはチェンマイから北へ三時間ほど行った所にある小さな町だ。私の大好きな町だ。せっかくだから少しだけそこに寄ろう。ほんでその後で初めて行くタイの町を旅行するのだ!


 とゆうことで、プランその2に変更して私の旅行は始まった。


【 追記 】
 これ以降、タイ旅行の記事が続きます。読みやすくするために、順番を日にち順に並び替えました。

タイ旅行 - チェンマイ編 -

 さてチェンマイである。

 チェンマイと言えば果物である!

 あ、当然タイのどこでだって果物は食えるのだが、私にとってのチェンマイのイメージは果物なのだ。

 チェンマイに行く時はよくチェンマイ門近くの宿に泊まるのだが、毎朝朝市に行って果物を買うのだ。どの果物も量り売り(1kg)で100円前後なのだ。もちろんマンゴーも1kg100円なのだ!

 そりゃ買うでしょ!そりゃ食うでしょ!

 なので私にとってチェンマイのイメージは果物なのだ。


 とゆうことで、今回もチェンマイ門近くで宿を探した。

 ほんで私の宿選びの基準だが、『居心地のいい共有スペースがあるかどうか』だ。そこに緑の多い庭があればベストである。

 もちろんそんな贅沢は言えない町もあるのだが、ここはチェンマイである!宿は腐るほどあるのだ。

 とゆうことで宿探しだ。

 以前泊まってた宿も探したのだが見つけられなかった。私は極度の方向音痴なのである。そんな私が十年ぶりに歩いて探し当てられるわけがない。てかチェンマイ門に行くのでさえ、かーなり迷った。

 とゆうことで、たどり着いたチェンマイ門の近くを勘をたよりにウロチョロした。

 そしてある宿を見つけた。

 庭のある共有スペース。怪しそうなたたずまい。飲み散らかした後のテーブルやイス。洗い場の方には膨大な数のビールの空き瓶が見える。朝の9時過ぎだというのに泊まり客はおろかスタッフの姿さえ見えない。

 なんだこりゃ?いきなりド真ん中ストライクな宿だ。

 ここに泊まろう!泊まるしかないでしょう!とりあえずイスに座ってギターを弾こう。そのうち誰か来るだろう。

 ギターを弾いていると(あ、当然今回もギター持参だ)、ポツポツと泊まり客が降りてきた。「ハロー」とか「ギターいいね」とか挨拶を交わす。癖のありそうなお客さんが多い。
 なんか知らんが美人姉妹まで泊まっている。こりゃぜひここに泊まらなきゃ。あ、スッタッフだ。

「ねー部屋空いてる?」

「おーちょっと待ってろ。ギター、うまいじゃん」

 あれまぁ。客そっちのけでどっか行っちゃったよ。

 ほんでしばらくたってやっとこさチェックインできた。
 トイレ、水シャワー共同で一泊200バーツ。約600円だ。
 うん。十分許容範囲だよ。

 初日からいい宿が見つかった。
 しかし、居心地がよすぎて思いのほか長居しちゃったよ。

 ま、いいか。のんびりしよう。

タイ旅行 - チェンマイ編 2 -

 さて散歩だ!

 旅行と言えば散歩なのだ。そっこらじゅうを歩き回ろう!
 ついでに買い食いだ!タイはホンマどこで何食ってもうまいのだ。ついでに一食の量が少なめだから何食でも食えるのだ!

 散歩しながら写真とってはちょこまか食っては散歩して。なんか、幸せなのだ。


 ちなみに私の趣味は旅行だが、それ以外にもギターと写真と散歩が趣味なのだ。

 つまり、旅行に行くとすべての趣味が満喫できるのだ!

 散歩して美味い飯食って写真撮って宿に帰ってギター弾いて。
 夜には宿の泊まり客と酒飲んだりしゃべったりギターとリコーダーで合奏したり。

 なんだろう、この幸福感は。

 これがいつまでも続けばいいのに。


 そんなこんなで幸せなチェンマイが続く中、宿の兄ちゃんから「おーい、そろそろ宿代払ってくれ」って言われた。

 あら、あたしったら、何泊もしてるのにまだ一回も宿代払ってないや。
 ほんで、払った宿代はちょうど1,000バーツだった。

 そうか〜。もう五泊もしたのか……。

 以前の私だったら、まだまだ泊まり続けていただろう。
 が、今回は期間が限られているのだ。お尻に根っこが生える前に移動しよう。パイに行こう。

 てか、何事も腹八分目がいいのかもしれない。

タイ旅行 - パイ編 -

 さてパイである。

 10年ほど前に行って大好きになった町だ。

 田舎の小さなノンビリした町なのだが、妙に旅行者が多くて旅行者目当てのカフェなんかもポツポツあった。
 なんか、『ラオスに便利と快適を追加したような町』と言う印象があった。

 そして10年後、再び訪れましたパイの町!

 オラ、びっくりしちまっただ。

 10年前のノンビリした田舎の町は無くなっていた。ビックリするぐらいのツーリストな町になっていたのだ。
 そっこら中にお洒落なカフェがあふれている。なんか、カオサン(バンコクの安宿街)の小型バージョンみたいな町になっていた。
 私の好きなパイの町は、姿を消していた。

 だが、逆にそれが良かった。

 実はパイに来る前、同じ宿に泊まってる人に言われたんだ。
「パイに行くならゼヒ町の外に泊まれ。町の中はツーリスティックだけど、町の外は素晴らしいから」と。
 もしそれを聞いていなかったら、町に泊まって2〜3泊で帰っていたかもしれない。

 と言うことで、アドバイスに従って町の外に向かう。
 前回来たときは町が楽しかったから、町の外に出た記憶がほとんど無い。
 ほんで、町の外に出てみた。

 オラ、びっくりしちまっただ。

 何だこの大自然満載のスンゲー場所は!!

 緑がある川があるそっこら中に木が生えてるジャングルみたいになってる牛が草食ってる田んぼがある空が広いああああああーーースンゲー素敵な場所だ!
 しかも歩いてる道は両脇が緑に囲まれた夢のような道だ。宿探しそっちのけで見とれてしまったよ。

 いやあぁー、町があんなんなってて良かった。そうじゃなかったらこの景色が見れなかったかもしれない。

 そうやって町を出てずーーっと歩いて眺めて所々で宿を見て、そして、最後の最後にめっちゃいい宿を見つけた。

 ロッジの様な作りの宿なのだが、庭が、庭が、緑だらけなのだ!緑だらけってか、もう既に森だよ。森ん中に宿がある感じだ。
 何だろうね、この笑っちゃうぐらい素敵な庭は。
 少々高くても、オジさんここに泊まっちゃうよ!

「あ、今ねぇ、ディスカウントセール中なんですよ。一番安い部屋なら一日200バーツです」

 なんですとぉっ!ここ200バーツでいいの?
 しかも部屋の中にトイレとホットシャワーがある。

 当然泊まりましたよ!そりゃ泊まるでしょ!

 そして、ここを拠点に、私の幸せな散歩生活が始まる。

タイ旅行 - パイのお散歩編 -

 緑に囲まれた幸せな散歩が続く。

 私は散歩が好きなのだが、歩いていて気持ちのいい道ならばいつまでだって歩くことができる。
 まさに、ここパイがそんな道なのだ。
 ここにいる間、早朝から日が暮れるまで、ずーーっと歩いていた。全然飽きないのだ。
 道を曲がるたんびに色んな景色が出てくるのだ。つい脇道やら細道やらわけ分かんない道やらに入っていく。

 そして、ずーっとニコニコしていた。

 そんでパイは緑もさることながら、空が広い!雲の形もよく見えるのだ。
 特にこの時期はちょうど雨期だったから(雨男健在だね)雲の形が面白い。しばらく立ち止まっては、ずっと雲を眺めていた。

 そんな散歩を毎日続けていると、なんか、不思議な感覚になってきた。

 私はこうゆう旅行は十年ぶりなのだが、パイを散歩していると、『十年ぶり』とゆう気が全然しない。
 なんか、先月もこんな旅行をしていたような感覚なのだ。

 すごく、何とゆうか、不思議な感覚だった。

 こうゆう旅行をずっと続けろってことなのか?

タイ旅行 - パイのひとびと編 -

 パイは景色もいいのだが、そこらを歩いてる町の人もノンビリといい感じなのだ。
 こちらが「サワディーカップ(こんにちは)」とか挨拶すると、もんのすごくいい笑顔で挨拶が返ってくる。
 中には怖そうな顔をして歩いてる人もいるのだが、「サワディイーカップ」の挨拶で、怖い顔が、あぁっとゆう間に素敵な笑顔に変わるのだ。

 見事なツンデレである。

 他の町では、怖い顔のまんま通り過ぎていく人もいたのだが、パイの町ではそうゆう人は一人もいなかった。
 パイのツンデレ率は100%である!

 ほんでねぇ、こうやって歩いてるとき、二回ほど他の旅行者から声をかけられた。

「おう、お前知ってるぞ。歩いている所を見かけたぞ」って感じで。
 一度など、美人のお姉ちゃん二人組にビールまでおごってもらった。

 実は、以前こんな旅行をしてた時、よく見知らぬ町で見知らぬ旅行者に声をかけられたのだ。

「お前、○○の町にいただろ。歩いてる所を見たぞ」とか、「おーーお前に会うのはこれで三度目だ。○○と○○と○○で見たぞ。三回も会ったんだから、またどこかで会うかもな。じゃあなー」とか。何度もあった。

 ほんで、パイで同じように声をかけられて、うれしかったのだ。
 あーもとに戻ったのかな?とか思ったのだ。

タイ旅行 - パイの、寂しいよぉ〜編 -

 さて、気持ちのいい散歩の途中で、素敵な場所を見つけた。

 道の向こうは広大な田んぼ。田んぼの上にはトンボが群れをなして飛んでいる。その向こうには、これまた広大な山がそびえ立っている。

 私は思った。

 ここでギターを弾きたい!

 とゆうことで宿替えだ。
 この場所の近くで宿を探したが、けっこう富裕層目当ての宿が多い。そんな中でも比較的安い宿があった。一泊280バーツである。
 設備の割には少々高いが、なんと二泊目以降は180バーツに値下げしてくれるそうだ。ものすごい値下げ率である。
 とゆうことで当然お引っ越し。

 ほんで引っ越し早々ギターを弾いた。

 宿の前には道に沿った小さな用水路があって、そこに橋の様なものが架かっている。そこに座ると、例の景色が目の前に広がる。
 まるで『ここに座ってギターを弾いてね』と、用意されたみたいだ。
 それでは、用意された場所に座ってギターを弾きましょう!

 気持ちいい!!ギター弾くのがスンゲー気持ちいい!

 目の前に広がる素晴らしい景色。力一杯弾いても誰にも迷惑がかからない広大な場所。大声で歌おうが何しようがヘッチャラだ。たまに通り過ぎる人が声をかけてくれる。

 そして、……メッチャクチャ暑い!!

 こ、ここでギターを弾くのは朝と夕方だけにしよう。


 さて、私はこの宿に三泊した。そして、二泊目以降のものすごいディスカウントの理由が分かった。
 私がこの宿に泊まっていた三日間、客は私一人だけだったのだ。ずっと一人っきりなのだ。
 何でだろう?ロケーションは最高なのに、何で客が来ないんだろう?

 しかし、寂しいよぉ〜〜〜。


 とゆうことで宿を変わった。せっかくなので町の中に泊まったのだ。
 しかし、せっかく町の中に泊まったとゆうのに、結局町の外に出て散歩をしていた。

 やっぱり町じゃなくて、町の外の宿に引っ越すかなぁー。と、考えながらデジカメのカレンダーを見ると、今日はもう9月17日だった。

 ここで一句。


   なが月も

   半ばを過ぎて なお思う

   まだまだここを 出られないなあ


 ……ってノンビリしてる場合じゃないよ!いつの間に半月も過ぎたんだ?!予定では今頃タイの行ったことがない町をあっちこっち見て回ってたはずじゃないのか?

 いかん!いつの間にか尻に根が生えていた!
 出よう!パイを出よう!そしてまだ見ぬ町を旅行するのだ!


 あ、その前にちょっとだけチェンマイに戻って、例の宿にもう一回泊まろう。

タイ旅行 - チェンマイふたたび編 -

 さて、チェンマイに戻ってきた。
 もちろん例の宿に行くのだ。
 前に泊まってた人達はまだいるかな?

 そして宿に到着!したが、相変わらず誰もいない。まあいいか、ギターでも弾いて待っていよう。
 とか思ってたら美人姉妹が下りてきた!おぉーー彼女らはまだいたんだ。
 ほんで下りてきた美人姉妹は開口一番こう言った。

「あ!パイから帰ってきたの?実はあたし達もパイに行ってたのよ。今日帰ってきたの」

 ななな、なんですとぉー!!
 パイにいたんだ!てか全然会えなかったぞ。

 どうも彼女らは町の中に泊まって、レンタバイクを借りてあっちこっち遠くの方まで行ってたそうなのだ。
 それじゃ会えないよなぁー。
 でもすんごい残念だ。もし彼女らとパイで再会していたなら、あの場所を、あの道を、あの森を、三人で一緒に歩けたのに!
 しかも帰ってきた日もおんなじなんだ。もうちょっと、もうちょっと早いバスに乗っていたなら、一緒に帰れてたかもしれない。
 もう、じだんだ踏みそうなくらい悔しい!!


 とか何とか言いながらも、戻ってきて良かった。やっぱりこの宿は居心地がいい。美人姉妹以外にも、もう一人仲よくなった旅行者も残っていた。
 ほんで居心地の良さにかまけて、今日は9月20日である。

 ここで一句。


   なが月も

   残すは十日 ばかりなり

   まだまだここを……


 って呑ん気なこと言ってる場合じゃないよ!

 なんだよ9月20日って!オレは29日の夜には飛行機に乗って日本に帰るんだぞ。もう十日を切ってるじゃないか!早いこと移動しないと、もう時間が無いぞ!

 そして、ここで、悪魔がささやいた。

もういいじゃん。このままチェンマイにずっといろよ。
 お前、この宿好きだろ。楽しいだろ。無理して移動するよりラクチンだぞ。
 それに行ったことがない町に行くったって、お前、今回ラオスに行くつもりだったからガイドブックも何にも持って来てないじゃん。情報も何にも無しでいい町にたどり着けると思うか?
 それよりもこのままこの宿にいてさぁ、最後にアユタヤ辺りに行ってお茶をにごしとけばいいじゃん。なぁ、その方がいいだろ?

 正直、ちょっと迷ってしまった。今回はガイドブックも何も無いから、唯一の情報源は宿にあったタイの地図だけなんだ。地図だけを頼りに知らない町に行くってのもなぁー。

 ……ってやめた!!グダグダ考えるのやめた!私のモットーは流れにまかせるってことだった。そして今回の流れは、『とりあえず進め!』だった。少なくとも私はそう感じた。

 なので移動だ!

 あんまり寄り道してる時間は無いから、バンコクに向かって真っすぐ南下しよう。その途中途中の町に寄ればいいや。



 そして出発の日。

 私は宿のスタッフや泊まり客の写真を撮った。彼らを忘れたくなかったのだ。

 そしたらさぁ、なんか撮影大会になった。

「あたし達のカメラでも撮ろう」とか「一緒に撮ろう」とか「お前のカメラにゃセルフタイマーは無いのか?全員で撮ろうよ」とか、美人姉妹とも一緒に写真撮っちゃったよ私が真ん中だよ嬉しいよ。

 ほんで出発する時、みんなが見送ってくれた。

 なんか、嬉しいよぉ。


 さてぇ、この最高の気持ちのまんま出発だ!
 まずはランパンって町に行くことにした。チェンマイからバスで1時間ちょっとの町だ。

 見事なチマチマ移動である。

タイ旅行 - ランパン編 -

 さてランパンです。初めての町です。

 とゆうことで歩くのです。初めてだろうがお馴染だろうが私は歩くのです。そりゃもうアッチコッチ歩き回るのです。そりゃもう楽しいのです。
 ほんでわたくし、極度の方向音痴です。
 そんな私が初めての町を地図もなしでアッチコッチ歩き回ると迷子になるのです。とゆうか、知ってる町でさえ迷子になるのです。

 でもね、迷子になるのも悪くない。

 色んな人に道を聞けるのだ。それでお話の切っ掛けになるのだ。たまにそこらにいる人も巻き込んで、「あっちだ」「いやこっちだ」って感じになる。それでお礼言って写真撮らせてもらったりね。
 ランパンでは道を聞いた後に歩いていると、家族連れの乗用車が追いかけてきたことがある。

「おーい、○○に行くんでしょ。遠いから乗ってきなさい」って。

 ありがたいことです。嬉しいことです。

 でもね、申し訳ないときもある。

 観光地じゃないタイの人は英語が通じない人が多い。私の英語だってポンコツだ。
 そんな私が話しかけるもんだから、どこに行きたいのか、そもそも何で話しかけてきたのかとかが分かってもらえないコトが多いのだ。
 ほんで地元の人を恐縮させてしまう。
 すんません。私が悪いんっすよ。そんな謝らんといて下さい。
 ほんと申し訳ないのだ。そんなことが多々ある。

 しかーし!私はここ、ランパンで素晴らしい方法を見つけた!

 ランパンの町の真ん中には大きな時計台がある。
 町の誰もが知っているモニュメントみたいなもんだ。
 ほんで、その時計台の写真をデジカメで撮るのだ。
 その写真を見せて「私ー、ここにー、行きたい!」とかジェスチャー交えれば誰もが分かってくれるのだ!

 これは素晴らしい方法だ!もう、色んな人に道聞いちゃったよ。

 この方法は、これから行く他の町でも使えた。たいがいの町にはモニュメントみたいなものがあるのだ。
 これで迷子になろうが何しようがヘッチャラだね。


 さて唐突ですが、私はHKT48の指原莉乃が大好きである。そりゃあもう大好きだ。
 それがこうじてHKT48も好きになった。
 ほんでHKT48には兒玉遥とゆう可愛らしいオデコちゃんがいる。私はオデコちゃんに弱いのだ。

 ほんでここランパン、兒玉遥がいっぱいいる!

 兒玉遥によく似た女子高生がいっぱい歩いているのだ。とゆうか、兒玉遥とおんなじ髪形をした女子高生がいっぱいいる。そのほとんどの女子高生がオデコちゃんである。
 ランパンのオデコちゃん女子高生の間では兒玉髪形が流行ってるのか?

 お〜い兒玉遥〜!見てるかー?
 ぜひランパンに行ってくれ!地元の女子高生と思いっきり馴染むぞー!

 あ、見てないか。


 さて、私はここランパンに二泊した。そしてその間、ずうっと歩き回った。アッチコッチ歩き回った。
 そして私は思った。


 オレ、この町知ってる。

 オレ、ここに来たことがある。


 なんかさぁー、最初っからやたら「どっかで見たような町だなー」とは思ってたのだ。

 私はチェンマイが好きで何度か行っている。タイとラオスを行ったり来りした時もチェンマイを拠点に動いていた。
 ここはチェンマイからすぐである。バスで1時間ちょっとである。
 「ちょっと足を伸ばすかー」とか思ったとしても不思議ではない。
 しかしまぁ、きれいさっぱり忘れていたわ。


 ま、こんなこともあるさ。
 次に行く町は、もうちょっと距離を伸ばそう。

 とゆうことで、次の町はサワンナケートとゆう町にした。
 ランパンからバスで、確か2〜3時間だ。

 さて、どんな町だろう。

タイ旅行 - サワンナケート編 -

 さてサワンナケートである。

 悪くはない町である。
 ちょうどドラゴンボートレースが開催されていてお祭り状態だった。
 大きい川だって流れていて、いい感じに散歩ができる。
 川の土手でやってもらった青空タイマッサージも気持ちよかった。1時間100バーツ(300円)で格安だったし。

 ただ、なんちゅうか、なんかしっくりこないのだ。
「悪くない町ですねー」で終わっちゃうのだ。
 なんと言うか、欲求不満とゆうか、背中がムズムズするとゆうか、焦ってるとゆうか、チェンマイとパイが良すぎたから他が見劣りしてしまうとゆうか……。

 まあ、早い話が、物足りないのだ。

 ので、路線変更することにした!ちょっと遠回りになるが知ってる町に行こう。大好きな町に行こう。旅行の後半にもランララ〜ンが欲しいのだ。

 とゆうことでコーンケーンとゆう町に行くことにした。

 コーンケーンは以前(やっぱり10年ぐらい前だ)、ラオスビザを取る為だけに行った町なのだが、すごく気に入って長居をした町なのだ。ラオスの帰りにも寄ってしまったぐらいだ。

 なんとゆうか、都会と田舎と下町と自然がいい具合に混ざり合っているのだ。散歩がすごく楽しかった。
 なじみの宿もある(まだあるだろうか?)。むっちゃ美味しいステーキ屋さんもある(さすがにこの店はまだ残ってるだろう)。そしてやたら食い物が美味かった覚えもある。

 と、ゆうことで、バンコク直行ルートからは外れるが、コーンケーンに向けて出発だ!

タイ旅行 - コーンケーン編 -

 さてコーンケーンである。

 私の大好きな町である。
 都会と田舎と下町と自然がいい感じに混ぜこぜになってる町である。

 ほんでたどり着きました10年ぶりのコーンケーン。


 オラ、びっくりしちまっただ。

 とんでもない大都会になっていた!

 10年ぶりの変わり具合はパイの比ではない。
 なんちゅうか、池袋みたいな町になっていた。今風の都会なのだ。
 10年前の面影はみじんも無い。
 もし何も知らずにこの町に来たなら、絶対にコーンケーンとは気が付かなかっただろう。

 ものすごい変わり様で、なじみの宿を探すどころではない。土地勘もへったくれもない。
 絶対こんなバカでかい道路なんか無かったぞ。町の構造そのものが変わってる。どんだけ変えりゃあ気がすむんだ。

 と、とりあえず宿を探そう。

 実はわたくし、かなり優秀な安宿レーダーを持っている。
 初めての町でも、勘をたよりに歩いて安宿にたどり着くのだ。しかも当たりの宿を見つけることが多い。

 しかしここ、ニュー・コーンケーンでは、その安宿レーダーが全く反応しなかった。
 安宿がありそうな場所が全く分からないのだ。かなり探したが全然見つからない。こんなに手こずったのは初めてだよ。

 なので、奥の手を使うことにした。

 まずはそこそこなホテルへ向かう(高級ホテルではダメなのだ)。ほんでそこで値段を聞いて、「あう〜ちょっと高いですわぁ」みたいなことを言って、「どこかココより安いホテルはありませんかぁ?」と聞くのだ。
 それを繰り返すと安宿にたどり着ける。しかも聞いたホテルで町の地図をもらえる確率も高い。なんか、逆ワラシベ長者みたいだ。

 ほんでやっとこさたどり着いたのが、一泊400バーツのホテルだった。約1,200円である。この旅行中でトップクラスの高級ホテルだよ。


 さて、そんな変わりまくってしまったコーンケーンなのだが、なぜか居心地は悪くなかった。そこそこニコニコしながら散歩ができたのだ。何でかなぁ?
 しかしやっぱり宿代が高すぎる。ので、さっさと次の町に行こう。


 でね、バス停まで行ったのよ。でね、出発まで時間があったからそこらをウロチョロしたのよ。でね、可愛らしい喫茶店を見つけたのよ。

 わたくし、コーヒーが好きである。ほんでケーキも好きである。タイのあらゆる町で茶店を見つけてはコーヒー飲んでケーキを食っていた。
 バンコク以外では、その組み合わせでだいたい100バーツ(300円)前後なのだ。もう、やめられないのだ。

 そしてコーンケーンのバス停近くで見つけた喫茶店!タイで一番美味いコーヒーとケーキだった!!
 コーヒーだけ美味い店もあった。ケーキだけ美味い店もあった。しかーし!この喫茶店、どちらもスンバラしく美味かったのだ!!どちらもタイで飲み食いした中でイッチバン美味かったのだ!!

 エスプレッソとチョコレートケーキを頼んだ。

 ちなみにタイのエスプレッソ、色んなエスプレッソが出て来て面白い。
 あんたこれミルクコーヒーやろ。ってのや、カプチーノとどこが違うんだ?ってのまで色々飲めて面白いのだ。量も普通のコーヒーと同じ量のエスプレッソが多い。
 なもんで、後半はずっとエスプレッソを頼んでいた。

 そしてここのエスプレッソは、エスプレッソだった!しかもすんごくウマイ!
 濃いいのに苦みはそれほど無くてコクがあって美味くって、このエスプレッソこそ普通の量で出してほしかったぞ。

 ほんでチョコレートケーキ!!んっまい!!

 ふんわりトロットロなのだ!
 もう、ずっとにやけっぱなしで食っていた。

 しかし、この店で最も気に入ったのはコーヒーカップだった。

 取っ手から飲み口にかけて、なだらかなカーブを描いた珍しい形のおしゃれなコーヒーカップだった。
 と、思ったのだが、持ったときにびっくりした。ものすごく持ちやすいのだ。取っ手のところのカーブが指に思いっきりフィットするのだ。持ち上げてもすごい安定感である。
 普通エスプレッソのコーヒーカップって、取っ手を指でつまむ感じじゃん。持ちにくいじゃん。安定しないじゃん。
 それがここのコーヒーカップはものすごく安定して持ちやすいのだ。この形はデザインだけじゃないのだ。まさに機能美である。

 ほ、欲しい。
 エスプレッソ用だけじゃなくて、普通の大きさのコーヒーカップもあった。

 ほ、欲しい。

 お店のオリジナルかな?どっかのメーカー品だろうか?
 が、店のお兄ちゃんったら英語が通じないのだ。さっきまでいた英語が通じそうな女の子はどっか行っちゃったよ。

 誰かこのコーヒーカップのこと知らないー?
 し、知ってたら教えて下さいませ。


 と、ゆうことで、美味いコーヒーとケーキとコーヒーカップに満足して次の町に行こう!

 次に行くのは、ナコーンラチャシマって町にした。

タイ旅行 - ナコーンラチャシマ編 -

 さてナコーンラチャシマである。すごくデカイ町だ。

 大都会とゆう感じではないんだが、町そのものがすごくデカイのだ。ほんで町の雰囲気は中都市のそれだ。
 歩いて回ると、町の周りにはそこそこな市場が点在している。夜市もある。けっこう砂ボコリが多い市場もあったがとりあえず食い物はうまいのだ。
 ほんで町の中にはデパートまであった。

 デパートと言えばデパ地下である!

 この町、デカイくせに町の中心にはなぜか食い物屋が少なかった。屋台も市場の近所以外はほとんど無かったのだ。

 なのでデパ地下である!

 行きましたよ有りましたよ食堂街が。

 色々な食い物屋がひしめき合っていた。ケンタッキーやマクドなんかもあったが、やっぱ地元料理でしょ!そりゃ食いまくりましたがな。
 カタ焼きそばなんかもあったよ。タイでカタ焼きそばを食ったの初めてだ。しかも海鮮カタ焼きそばである。この町から海は遠いのだが気にしないのだ。

 そして、なんとこの町には日本語のカラオケ屋があった。

 バンコクやチェンマイなんかではよく見るのだが、それ以外の都市では初めて見た。
 あ、カラオケ屋と言ってもカラオケボックスではない。カラオケスナックみたいなやつだ。当然ホステスもいる。

 でだ!私についたホステス。むぉうメッチャクチャ可愛かったのだ!
 お、おじさん舞い上がっちゃったよ。

 わたくし、どちらかと言うと食い意地が張っております。スナックなんかで出された突き出しは、いつも残さず食う。
 しかし、このときはそれどころではなかった。
 突き出しはほとんど手を付けず酒もあんまり飲まず歌も数曲しか歌わなかった。もう、それどころではないのだ可愛いのだ言葉なんか通じないがジェスチャーやら気合いやら総動員してしゃべってたのだ。
 おじさんったら閉店時間まで居座っちゃったよ。明日もまた来るのだ!

「あ、あたし明日と明後日はお休みなの。次に出るのは27日なのよ。その日にまた来てくれる?」

 ……なんやってぇ?

 ど、どないしよ?

 正直もう一回会いたいのだ。でも三日後か?正直この町はそう何日も長居するような町じゃないぞ。
 つか27日までこの町にいたら翌日はもう28日じゃん。大急ぎでバンコク行かなきゃダメじゃん。この町が最後の町か?それはちょっとなぁー。
 あぁーでもこの子にはもう一回会いたいぞ。

 本気で悩んでしまう。
 女の子には「絶対来るよ!」って言ったけど(そりゃ言うでしょ)……。

 オレ、どうしよう?

タイ旅行 - カオヤイ編 -

 さて両替だ。

 予定外に金使いすぎちゃったから両替しないと金が無いのだ。
 ほんで銀行で両替するときに銀行のお姉ちゃんに聞いてみた。

「私は旅行してるんだけど、この町とバンコクの間で、おすすめの場所はありますか?」

 え?何で銀行のお姉ちゃんなんかにそんなことを聞いたかって?
 それは、お姉ちゃんが美人だったからだ!

 そしたらお姉ちゃんったら、他のお姉ちゃんまで呼んでワヤワヤ相談しだしたよ。

「あん、両替はちょっと待っててね」

 当たり前ですがな。なんぼでも待ちますがな。なんやったら別室へ行ってコーヒーでも飲みながらワヤワヤしたいですがな。

「あのー、私は○○へ行こうと思ってるんだけど、○○ってどんな町ですか?」

「あー、○○は水牛がウロチョロしてるぐらいであんまりエキサイティングな町じゃないわよ」

 水牛がウロチョロしてるってのは、私にとっては十分にエキサイティングなんだけど。

「あ!カオヤイがいいわ!カオヤイはスッゴイきれいな所だから、きっと気に入ると思うわよ。オススメだわ!」

 そうですかカオヤイですかそうですか。もう、行くっきゃないでしょう!
 お姉ちゃん二人の写真を撮らせてもらってお礼を言って、さっそくカオヤイへ行こう!


 とゆうことでバス停に行ってカオヤイ行きの切符を購入。
 ただ、カオヤイ直行のバスは無いらしい。何とかって町に行って、そっから乗り換えるそうだ。幹線ルートからは外れるのかな?
 まあ、そんなことはどうでもいい!銀行美人姉ちゃんおすすめの町だ。張り切って行こう!


 とゆうことで乗り換えの町に到着。パクチョンとかハクションとか、まあそんな名前の町だった。乗り換えのバスはどこかな?

「お〜い、どこに行くんだ〜?」

 あら、タクシーの客待ちおっちゃん達だ。

「カオヤイに行くんやでー」

「お、タクシーで行くのか?乗るか?」

 あれ?タクシーで行ける距離なのかな?

「いや、バスで行くんだけど」

「なーんだバスで行くのかよ。バスはあっちだよ」

 あれま、あっさりバスの場所を教えてくれた。

 普通この手の客待ちタクシーは、やれ安くするだのタクシーの方が楽だのとか色々言ってくるんだけど、あんまりガツガツしてないんだねぇ。ずっと笑顔だし。

 なんか、いいなぁ。この町じたいがノンビリしているのかもしれない。

 とゆうことで、タクシー運ちゃんたちの写真を撮らせてもらって、バス停の方へ行こう。

 さてバス停だが、カオヤイ行きのバスだが、バスじゃなかった。あれ、ソンテウだわ。ソンテウのちょっと大きいやつだ。

 ソンテウって言うのは、タイのどこにでも走ってる乗り合いバスだ。
 小型トラックの荷台を客席に改造したようなバスで、後ろの扉は無い。開け放たれた後ろ側から客が乗ったり降りたりするのだ。乗客が多いときは、後ろに人がぶら下がったまんま走ったりもする。

 ソンテウで行くってことは、やっぱカオヤイって近いのか?

 とゆうことで走り出しましたソンテウ。

 ほんでいきなり幹線道路から外れた。

 なんか、山の中に入っていくようだ。走るほどに景色が変わる。
 だんだんと両側を緑に囲まれたすばらしい景色になっていく。

 おいおいおい、なんか異様に期待が膨らむぞ。カオヤイってどんな町なんだろう?


 ぽっかり開いた後ろの乗車口。開け放たれた窓。そっからビュンビュン吹く風が気持ちいい。
 後ろの乗車口からは素晴らしい景色が流れていく。

『あぁ〜懐かしいなぁ〜』

 私は、こんな移動が好きだったんだ。

 今回の旅行、移動は全部大型バスだった。開かない窓にクーラーの冷気(私ゃクーラーは苦手なのだ)。そんな移動ばっかりだったのだ。
 でも本当はこうゆう移動が好きだったんだよなぁ。思い出しちゃったよ。

 今回の旅行で初めて、『あぁ〜懐かしいなぁ〜』と、感じた。


「お〜い着いたぞー。ここがカオヤイだー」

 あ、到着したんだ。なんか、もうちょっと乗っていたかったぞ。

 さて、ソンテウから降りてあらためて前を向く。

 そして私が見たものは、

 カオヤイ国立公園の入り口だった。

 私は思った。

 ここ、町じゃないな。

 そういえば銀行のお姉ちゃんは、「カオヤイはすっごくキレイな所よ」とは言っていたが、「カオヤイはすっごくキレイな町よ」とは、一言も言ってなかった。

 乗って来たソンテウは、ユーターンしてもと来た道を戻ってしまった。
 カオヤイ国立公園は、徒歩で回るのを拒絶するかのように巨大な規模のようだ。
 ソンテウは1時間ぐらい乗ってたからなぁ、徒歩で町に戻るのは無理があるよなぁ。

 オレ、どうすればいいんだ?

タイ旅行 - カオヤイ編 2 -

 さてこっからどうしよう?

 目の前に見えるカオヤイ国立公園は、かーなりの規模の大公園のようだ。入り口からは道しか見えない。徒歩で見て回るのは無理だろうな。
 とりあえず受付のお姉ちゃんと事務所のお姉ちゃんにちょこっと話を聞いて写真を撮らせてもらった。

 とゆうことで、徒歩で引き返すことにした。ま、どうにかなるだろう。さいわい帰り道の景色は素晴らしい。それを眺めながらのんびり帰ろう。
 道の途中でいくつかホテルがあったけど、どー考えてもあれは高級リゾートホテルだろう。ま、どうにかなるか。

 いい感じの道だわぁ。

 緑多いし脇道面白そうだし(ただ、脇道に入ったら確実に迷子んなってヘタしたら遭難しそうだけど)。
 そこそこ安そうな宿もあった。んだけど、だーれもいなくて明らかに開店休業状態だった(ちょっとおしい)。
 ほんで、すげー広くてムチャクチャ素敵な庭がある施設があった。でも中には入れなかったのだ。門番の人が言うには、「ここは銀行だ。入っちゃダメー」だそうだ。銀行の保養施設か?ヘタな公園よりはるかに魅力的だったぞ。

 そして、意外なことに何度かソンテウ(乗り合いバス)を見かけた。
 どうも定期的に国立公園と町を往復しているみたいだ。
 こりゃラッキーだね。そこそこ歩いて疲れたらソンテウつかまえて帰ろう。


 さて、そんなして歩いていると、ちょとした集落に行き着いた。

 食い物屋や飲み屋さんらしき店がある。公園へ行く客目当てってより、地元の人の生活感が漂っている。なんか小学校の生徒達もいるよ。集落ってより小っちゃい町なのかな?
 しかしココはちょうどいい!ここでソンテウを待っていよう。てかその前にメシを食おう!

 かわいいお姉ちゃんが作ってくれたバーミー(タイのラーメン)を食いながらちょこっとお話をする。「ここでソンテウを待って町に行く」とか、たわいない話だ。
 話の途中でソンテウが一台通り過ぎたけど、ま、いいか。また来るだろう。

「ねーねー、あんたあんた」

 ん?何ですか?
 向こうのテーブルのおばちゃんが話しかけてきた。話やったらなんぼでも聞きまっせ。

「あんたバスで町まで行くんでしょ。さっき出たバス。多分、今日はあれが最後のバスよ」

 ……はい?え?最終バスなの?てかまだ4時ぐらいだぞ。

「確かじゃないけど、あたしはさっきのが最後だと思うわよ」

 ……ど、どないしよ。
 まあ、とりあえずバーミー食うか。食ってる最中にソンテウが来れば乗ればいいや。

 で、バーミー食い終わってしばらく待ってみた。が、ソンテウは来なかった。やっぱもう最終バスは出ちゃったのだ。どうするかなぁー。

 こりゃ、ヒッチハイクしかないな。

 とゆうことで道の脇まで行ってヒッチハイクを始める。
 が、停まってくれねーよー。手ぇ上げて最高の笑顔で(どんな笑顔だ?)愛想振りまいてるのに誰も停まってくれねーよー。たまーに停まってくれても町まで行かない車ばっかりだった。
 バーミー屋のお姉ちゃんとおばちゃんが心配そうに(興味津々で?)見ている。

 こりゃ走ってる車はダメだ。この集落から出発する車を狙おう。出発するところをつかまえて交渉するんだ。
 ……って町まで行く車がねーよぉー。みーんな近場ばっかりだよぉー。と、思ってたら、町まで行く軽トラが見つかった!交渉したら乗せてくれるそうだ!おっしゃぁああ!!

 バーミー屋のおばちゃんに手を振って(お姉ちゃんはいなかった)荷台に乗って出発だ!

 あん。景色が素晴らしい!
 荷台の上だからソンテウ以上に見晴らしがいい!風をビュンビュン受けて結構な速度で進む。

 こ、これはギターを弾かなくては!

 素敵な景色を眺めながらギターをかき鳴らす。周りがやかましいから大声で歌う。追い越された車の運転手が手を振ってくれる。メッチャ揺れて弾きにくいけどメッチャ気持ちいい。

 とか思ってたら、軽トラは見覚えのない幹線道路に入っていった。そのまま幹線道路を走っているが、この軽トラ、どこに行くんだろう?
 ほんで道の真ん中で停まった。

「おい、あそこに小さい道があるだろう。あそこを真っすぐ行けば町だから」

 あ、はい!ありがとうございます!ココで十分ですよ助かりました。

「町までは7kmぐらいだから、また車をつかまえな」

 あ、そうっすかー。7kmっすかー。

 でも助かった。運ちゃん達の写真を撮らせてもらって、言われた道に向かおう。

 7kmかぁー。歩いて歩けないことはないけど、確実に日が暮れて真っ暗になるよなぁー。

 とゆうことで、再度ヒッチハイクだ。

 道をしばらく歩いて、キオスクみたいなお店の横でヒッチハイク開始。
 誰もいない道の真ん中よりも、お店とか人がいる所でヒッチした方が安心なのだ。……って車が来ねーよぉー。ほとんど車が通らねーよぉー。たまーに来ても完全に無視だよぉー。どーすんだよー。
 このままじゃ日も暮れてしまう。ちょっとヤバいぞ。

「おーい、町に行くのか?俺のバイクに乗るか?」

 おぉおぉー。キオスクの隣の家のお兄ちゃんが声をかけてくれた!おにおにあのおの、お兄ちゃん!!
 ずっと見ていて気にかけてくれてたんだろうか?何にしても、

 「コップンカーーップ(ありがとう)!乗せて!ぜひ乗せて!乗せて下さい!」

 いっやー。ホンマ助かりましたがな。

 バイクの後ろに乗せてもらって移動だ!やっと町に行ける。

 なんか、道の奥の方は以外と景色がいい。そこそこ大きそうな公園もあった。バイクの後ろも景色がよく見えるよ。

 とゆうことで、やっとこさ町に到着。無事に到着!
 当然ながらバイクの兄ちゃんの写真も撮らせてもらった。ホンマありがとう!

 しっかしまー、色々あった一日だったけど楽しかった。旅行の後半で一番楽しかった。

タイ旅行 - カオヤイ編 3 -

 さて、無事に日が暮れる前に町まで着けた。宿も安いのが見つかった。ほんでバイクで送ってくれた兄ちゃんが言うには、夜には夜市が出るらしい。
 とゆうことで、シャワーを浴びた後に夜市に出かけた。

 規模こそ小さいが食い物屋がいっぱい出ている。これは食いまくらなくては!

 ちょこちょこ食い物食って間にスイカ食って食い物食ってスイカ食って…楽しいよぉー。

 ところで、私はマンゴーが大好きでほぼ毎日食っていたのだが、タイは安いからほぼ毎日食っていたのだが、チェンマイを出たあたりから熟れたマンゴーが姿を消した。
 季節の関係かなんか知らんがマンゴーが無いのだ!あっても青い酸っぱいマンゴーばっかりなのだ。
 そこで食い始めたのがスイカだった。
 最初スイカは日本でも食えるので見向きもしなかったのだが、改めて食い始めると、すっげーウマイのだ。

 夏はやっぱりスイカだよなぁー。
 あらためて思ったよスイカうまいよ。

 ってニコニコスイカ食いながら歩いてたら土砂降りだ!とんでもない土砂降りだ。屋台の人たちが慌てて傘やら雨除けやらを出している。
 タイは雨期でほぼ毎日雨が降っていたのだが、短期間にドッバーっと降って、すぐにやむってパターンだった。だが今回は違った。この土砂降りは翌朝まで続いたのだ。

 ほんで私、やみそうもない雨を見た時、ドッと疲れが出た。なんかいきなりすげー疲れたのだ。今にも倒れそうだよ。

 そう言えば旅行の後半は、私にとってはものすごい強行スケジュールだったからなぁ。疲れが出ても仕方ないのかもしれない。
 これは、ゆっくり休んだ方がいいな。ちょうど土砂降りだし。ここでゆっくり休んで疲れをとっとこう。

 ん?

 どうせ休むんだったら、この何にも無い小さな町よりも、ナコーンラチャシマに戻って休んだ方がいいよな。いいよな。カラオケスナックにも行けるし。

 と、ゆうことで、空白の一日を挟んで次はとうとうバンコクだ。

タイ旅行 - バンコク編 -

 さてバンコクです。実はバンコクには泊まってみたい宿があった。

 最初チェンマイに行く時、バスの待ち時間が6時間ぐらいあったのだ。ほんでその間ウロチョロしていた時に見つけた宿だ。
 カオサン(バンコクの安宿街)近くの大きな公園に隣接した宿なのだが、カオサンには珍しく広めのパブリックスペースがある。こじんまりした庭もあり、そこでもくつろげる。って言うか、そこからデカイ公園が見えるので公園そのものが庭みたいなもんだ。

 とゆうことで、その宿にチェックイン。
 ドミトリー(相部屋)しかないそうだが、とりあえず部屋はどうでもいいのだ。パブリックスペースでノッペーとできるかどうかが重要なのだ。
 そして、そっち方面での居心地の良さは想像通りだった。しかも無料のインスタントコーヒーまである。

 パブリックスペースでノッペーとしてギター弾いて庭でノッペーとしてギター弾いて、もちろん公園でだってノッペーギターができる。
 泊まってる客も長居している人やらアッチコッチ回ってる人やら色々だ。
 私と同室だったカップルなんか、夜中に来て翌早朝にはもう出発していた。ちょっと話しただけだけど、そこそこな短期間でメコン界隈の国を回るらしい。多分カンボジアに行ったんだろうな。

 いやいやいや、バンコクで初めて気に入った宿が見つかったよ。

 実は私、バンコクには何回も来ているのに気に入った宿ってのは無かった。
 宿は多いけど、どの宿も『狭い暗い庭が無いやかましい。あぁやかましい』って宿ばっかりなのだ。
 そんなバンコクで初めて、ここにしばらく泊まっていたいなーって思える宿だった。

 なのに、一泊しかできないのだ。一泊したら、もう飛行機に乗って日本だよ。

 つぎ来る時はしばらくこの宿に泊まっていたい。
 あ、その時はiPadを買って持ってこうよ!iPadなら辞書が入っている。
 今回は辞書を持って行かなかったから苦労したのだ(辞書持ってっても、あんな小さい字は読めないのだ)。iPadの辞書なら発音も確認できるだろう。楽譜だっていっぱい入れられそうだ。最近のタイの宿は、無線でインターネットにつなげられる宿が多いから、ちょっとした情報ならすぐ調べられるだろう。

 そんなことを考えながらバンコクの町を散歩する。この旅行で最後の散歩だ。

 以前はあまり歩かなかったような脇道を選びながら歩く。
 ちょっと意外だったが、そんな脇道にも宿が何件かあった。そこに泊まっているのか、地元の人にまじって旅行者も何人かいた。すごく、ノンビリしている旅行者が多い。すれ違うときなど、ニコッと笑って挨拶を交わす。いい笑顔だ。

 そんな散歩をしながら、私は思った。切実に思った。


 帰りたくないよぉー。もっと旅行を続けたいよぉー。


 今回あらためて思ったが、わたしゃタイが好きだ。次はタイの田舎の町を旅行したい。ちゃんと情報を集めて、まだ行ったことが無い田舎の町を歩きたい。

 今回の一ヶ月の休暇、私は勝手に『自分へのご褒美』と思っていた。しかし終わってみれば、『眠っていた旅行の虫を叩き起こす』結果となってしまった。

 どうしたもんかなぁー。


 旅行から帰国してしばらく、私は逆ホームシックにかかっていた。タイの町が恋しくて恋しくて仕方ないのだ。


 どうしたもんかなぁー。

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

RSSフィード

リンク

ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2カウンター

FC2Ad

Template by たけやん