たけやんのちゃらんぽらん夢日記

日々見た夢を綴って、心の平安をたもとうか、とゆうブログ

カオスな映画館

『スプライス』とゆう映画が見たかった。

 イケイケドンドンな奥さんとちょっと気弱な旦那さんの科学者夫妻が、DNAをいじくって新しい生物を作って調子に乗った奥さんが「よっしゃー次は人間のDNAも混ぜちゃえー」って人間もどきな生物を作ってしまったお話しだ。

 予告編を見る限り、その生物の造形が素晴らしい!グロテクスの三歩ぐらい手前で実に魅力的なのだ。何と言うか、可愛い(美しい?)の中に、実に絶妙なバランスでグロテスクが混じっている。そのバランス感覚が素晴らしい!すごく見たかった。

 しかし、見よう見ようと思ってるうちに、いつの間にか上映が終了してしまっていた。私ったらこうゆうのが多いのだ。
 ところがあなた、あきらめていた頃にこの映画を上映している映画館を見つけた!いわゆる名画座だ。こ、これは見に行かねば!


 とゆうことでさっそく見に行ってきました。
 目指す映画館は、『新世界国際劇場』。そう、私の好きな町、大阪は新世界にある映画館だ。
 新世界は好きな町なのだが、かなり久々に行く。そして久々に行ってビックリした!なんと観光客がいっぱいいるのだ!しかもそのほとんどが若者だ!

 どうした新世界!私の知ってる新世界はこんなに若者がウロチョロしてる町じゃなかったはずだぞ。
 私の知ってる新世界は、昼間っから酔っぱらったオッチャンがウロチョロしたり自動販売機の隙間に入り込んで寒さしのいでるオッチャンがいたり道端に座り込んで片っぽしかない長靴や缶ジュースのプルトップや10円玉を売ってるオッチャンがいる町だぞ。
 いつの間にこんなオシャレな町になっちゃったんだよぉー。これじゃあまるで久々に会った可愛らしい幼なじみが、アニマル柄のシャツ着て「ガッハハハー」って大笑いする大阪のおばちゃんになっちゃった様なもんじゃないか。
 あ、ちょっと違うか。

 まあ、町としちゃあこっちの方がいいんだろうけどさぁー。まあ、いいか。映画館に行こう。

 映画館のある場所は、若者観光客の大勢いるエリアとはちょっと外れた、大衆演芸の劇場とかがある一角だ。この辺はまだ以前のたたずまいだった。ちょっと安心だね。
 映画館は、一階が普通の映画で地下がポルノ映画をやっている。昔はどこにでもあった由緒正しき名画座の作りである。
 そして入場料だが、1,000円だった。しかも三本立てだ。
 この世知がらいご時世になんて良心的な値段設定なんでしょう。さっそく自動販売機で券買って、思ったより愛想の悪くないおばちゃんに渡して映画館に入る。

 中には、何人か次の上映を待ってる人がいる。ロービーは狭くて細長い。
 んで、そこかしこに灰皿が置いてあった。まるでロビー全体が一つの喫煙所のようである。

 狭いロビーには中に入る扉がいくつかあるのだが、まだエンドロールが流れているにもかかわらず扉を開けてドンドコ人が出てくる。当然扉にカーテンなんぞは無い。外の光がダダ漏れだ。

 ちょっと中に入ってみよう。
 一歩中に入ると、

 扉のすぐ横でオッチャン二人が抱き合っていた。

 ヒエェ~~~~ビックリしたぁー!
 無防備だったからもうちょっとで声が出るとこだったよやめてくれよ出入りしてる人がいるんだからそこは我慢しろよ。

 ちなみに、映画が始まっても、席はいっぱい空いていても、座席に座らず壁にもたれ掛かってるオッチャンが何人かいる。

 あれは何ですかねー。待ってるんですかねー。誘ってるんですかねー。
 あまり後ろを振り向かないようにしよう。

 さて劇場内だが、そこそこくたびれていて汚くて座席もビニールシートだったが、意外にもそのビニールシートはどこも破れていなかった。
 私がよく行く天六のホクテン座なんぞは、ビニールシートはどれも破れてボロンボロンなのである。それに比べたら立派なもんだ。

 そしてトイレは、スクリーンの左右にある。
 そう、トイレはロビーじゃなくて劇場内にあるのだ。右側が男子トイレで左側が女子トイレだ。てか女子はこの映画館にゃ入って来ねーだろ。

 とゆうことでそのトイレに入ってみた。
 小便の場所は、長細い溝だった。
 昔はよくこうゆう便所がありましたねー。溝に向かって用を足せば、それが溝にそって左から右に流れて行く。間隔をつめれば何人だって用が足せる。
 そんな便所……だったはずだ。
 しかし考えたんだろうねー、この便所はマズイと。
 そしてなんと!センサー式洗浄装置の付いた最新式小便器を導入したのだ!

 けれども、溝を取り払って据え付けることまではしなかった。溝はそのまんまにして、その溝の上に便器を取り付けたのだ。不安定なことこの上ない。しかも溝が長いもんだから便器は10台ぐらい並んでいる。
 なんか、金の掛け方の力加減、間違えてないか?


 そんなこんなに驚いたり感心したりしながら映画を鑑賞していた。
 映画は三本立てである。入ったのが昼間でも、三本目ぐらいには夜になってくる。
 昼間のうちはそれなりに映画を見る客が多かったのだが、夜になるにつれて、映画を見るのは二の次、みたいな人が増えてきた。

 イスに座ったと思ったらいきなり横になって寝る人や(ここは毎日オールナイトで上映している)頻繁にあっちこっち席を移動する人や、明らかな異臭を発してる人やらだ。しまいにゃどこからかタバコの匂いまで漂ってきた。
 こ、この映画館で見るのは、昼間だけにしといた方がいいな。

 ところで、普通の大手映画館だったら、ロビーにデッカイ液晶モニターがあって次回作とかの予告編を流してると思うんだけど、当然ながらここにそんなオシャレな物は無い。
 その代わりと言ってはなんだが、売店の横に、古道具と化した30年ぐらい前のパソコンが置いてあった。モニターは小ちゃいブラウン管モニターだ。
 その小ちゃいモニターに、次回作の紹介がスライドショー形式で流れていた。明らかに手作りのキャッチコピーが添えられて。

 ほんで、ある映画のキャッチコピーの後には、こんなコメントが書かれてあった。

『残念ながら2D上映です。あしからず』

 ま、そりゃそうだろうな。でも、なかなか洒落たコメントやね。

コメント

そういうもんかね!

私も10年くらい行ってないのですよ
盛り場のはそんな感じですか
まあ、ずいぶん変わりましたね
子供の頃に、盛り場ならぬ田舎町にも、いっぱい映画館があって、
悪がきがトイレの窓から侵入してました。
私も実は少しだけ?????

ぜひGWのお出かけに(^^)

もうすぐ北風さん、どうも!
新世界、変貌してますよ。
久々に行ったらびっくりすると思います。

でも、ジャンジャン横町とかの客層はそんなに変わってませんから、ぜひこのゴールデンウイークにでも出かけてみませんかぁ?

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