たけやんのちゃらんぽらん夢日記

日々見た夢を綴って、心の平安をたもとうか、とゆうブログ

屋久島に行きたい

 十数年前、屋久島に何度か行ったことがある。お隣の種子島に出張でよく行っていたのだが、その帰りに何度か行ったのだ。
 台風に出くわしてテントを飛ばされたこともあった。

 あ、本当は別のことを書くつもりだったのだが、せっかくなんで台風に出くわした時のことを書きましょう。


 時はゴールデンウイーク。わたくし、出張仕事の予定が入っていた。ゴールデンウイークの期間、まるまる出張なのだ。あと三日で出発だ。

「あ〜たけやん君。悪いんだけどさぁ、例の仕事、キャンセルになっちゃった。仕事なくなっちゃったから休み取ってよ」

 ちょちょちょ、この直前になってキャンセルかいな?
 どないすんねん今更休みもらってもどっこも行かれへんやん電車満員やんホテルも満員やんどないすんねん。

 ……そうだ、屋久島へ行こう!

 屋久島だったら現地に行きさえすりゃあ大丈夫だ。千年杉の所には避難小屋があるから、寝袋持ってったら宿には困らない。
 あ、せっかくだからテントも買っちゃえ!前から欲しかったんだ設置が簡単なドーム型テントだ欲しかったけど使う機会が無かったから我慢してたんだ物欲と目的が一致したぜ!

 とゆうことで、おニューのテント背負って屋久島縦走だ!


 で、飛行機の切符も取れて無事に屋久島到着。

 予定としては、初日はナントカ岳の(宮ノ浦岳だったかな?)てっぺんまで行ってテント泊。翌日は千年杉まで行って非難小屋に泊まる。避難小屋に何泊かして屋久島の森を堪能するのだ。写真もいっぱい撮るのだ。そして帰りには麓の銭湯で(なんと温泉だ!)汗を流す。
 うむ。相変わらず最初の計画は完璧だ。

 とゆうことで初日の天気は快晴である!やっぱ日頃の行いがいいんだねー。

 私が屋久島の森へ行く時は、千年杉までの日帰りコースばっかりだった。ナントカ岳のコースを歩くのは初めてだ。
 千年杉コースは、最初っから最後まで、うっそうとした森に囲まれた素晴らしいコースだ。見渡す限り上も横も下も森だらけである。あっちこっち寄り道しながら森を見てニヤニヤ出来るコースだった。
 ほんでこのナントカ岳コースは、打って変わって空が広い。見晴らしの良いコースをテクテク歩く。景色はそんなに悪くないんだが、これはあきらかに登山である。けっこうストイックである。
 まあいいか。ある意味今日の目的は、山のてっぺんでおニューのテントを張ることだ。

 とゆうことで山のてっぺんに到着。…したが、どうも私以外の人々の行動が変だ。
 みなさん、谷底の狭〜い所にギュウギュウ詰めでテントを張っている。少し先に行けば、とてつもなく見晴らしの良い山のてっぺんがあるのに、何が悲しくてあんな狭い所で集まってるんだ?

 まあいいか、だーれもいないのでテッペンの特等席は私が独り占めだ。

 夜はテントから顔を出して満天の星空を楽しもう。と、思ったのだが、日が暮れた途端、空一面に雨雲が広がった。
 ……雨男健在だね。しかたない、明日に備えて早めに寝よう。

「グーグーガーガー」

 バラバラバラバラ ビシャボシャボショ ビユーーービユーーーバシャバシャ ドンガラベッシャラグゥオ〜ンギュォオオオオンドッカーーーン!

 何や何や何や!ものすごい雨と風だ。まるで台風のようだ。

 後で聞いたのだが、本当に台風が来てたそうだ。
「台風が来てるのに、よくあんな吹きっさらしの場所にテント張りましたねぇ」って呆れられてしまった。
 だって知らなかったんだもん。

 その時もまだ知らなかったので、そのうちやむだろうと思ってそのまま寝てしまった。

 夜が明けた。

 やむはずもなかった。

 さらにヒドイ雨風である。私がいる場所は吹きっさらしである。豪雨と強風の直撃である。
 問題はテントである。テントを畳まなければ。

 私が飛ばされないように荷物を全部背負って極力重量を増やしてテントを畳む。吹きっさらしの暴風雨に耐えながらテントのペグを外す。外したテントの端を持ちながら最後のペグを外す。

 ボンッ!

 ブッハ!バァアアアタバタバタバタ!

 両手に持ったテントの中に強風が入ってきた!ボンッ!と開いてパラシュートのようだそのまま空に飛んで行きそうだ空に飛ばなくてもじっとしていられない風に煽られ体が前に進む進んだ先は谷底だ。

 こここ、このまま進んだら谷底にダイブやんか。

 パッ。

 手を放した。

 命には代えられない。

 哀れおニューのテントは屋久島の谷底に飛んで行ってしまった。たった一度しか使われなかった、日本一かわいそうなテントである。


 さてこれからどうしよう。せっかくここまで来たんだから千年杉まで行きたいよな。

 ここから千年杉までのルートであるが、山の尾根をひたすら進んで行くルートだ。細い尾根である。もちろん吹きっさらしだ。
 こうゆう場合、なぜか私は進んでしまうのだ。そのうち痛い目にあうんじゃないかと思うのだが、てかあっているんだが進むのだ。

 風に飛ばされないように、なるったけ背をかがめて歩く。しかし思った以上に歩きにくいし危険だし道のりが遠い!途中で後悔したがもう遅い。引き返すわけにも行かないし、まだまだ道は続きそうだ。

 途中にあった大きい岩の影に隠れて一休み。雨はビシャビシャ当たるが風に飛ばされる心配は無い。
 と、休んでいたら、向こうから同じように背をかがめてこっちに歩いて来る男性がいた!

「お〜い、こっちこっち!ここなら安全だよーー!」

 やって来たお兄ちゃんと一緒に岩陰に隠れて小休止。
 このお兄ちゃん、私とは逆に千年杉からここまで歩いてきたそうだ。この雨風の中、どこまで歩けばいいのか不安だったそうだ。私と一緒だね。
 ほんでお互いの話を総合すると、どうもこの岩はちょうどルートの中間地点みたいだ。

 いや〜助かった。どこまで歩けばいいのか、この先はもっと危険になるんじゃないか?そうゆう状況が分からなくてすごく不安だったんだ。話を聞けて安心したよ。それは彼も一緒だったみたいだ。
 この人が女性だったら愛が芽生えても不思議じゃない場面である。

 とゆうことで、お兄ちゃんと無事の到着を誓い合いつつお別れだ。

 ほんで到着しました千年杉。避難小屋に入った時はズタボロ濡れネズミである。カッパを持って来てなかったら危なかったかも知れない。

 避難小屋には何人かの人が避難していた。いつもは簡易宿泊所の様相を呈しているが、今は正しき避難小屋の使われ方だ。

 私はここで一泊した。翌日には雨風もやむだろうと思ったからだ。
 甘かった。やむどころかさらに激しくなって来たよ。

 このままここにいたら危険だ。とゆうことで、何人かと連れ立って下山することにした。

 帰路は当然千年杉日帰りコースである。素晴らしい森に囲まれた素晴らしいコースである。雨にぬれた森が神秘的だ。

 しゃ、写真撮りてー!!

 しかしここでカメラを出したらビショビショになってぶっ壊れるのは目に見えている。
 土砂降りの中でも使えるカメラを持ってたらなー。
 そのとき私は思ったものだ。


 しかし今なら、土砂降りの中でもへっちゃらな防塵防滴カメラとゆうのがあるのだ!

 とゆうことで、次回、やっと本題に入ります。

コメント

おもしろいです。無事でよかったですね。おかげでこのお話が聞けました。

Re: タイトルなし

carryさん、こんにちは。悪運の強いたけやんです。
計画性があるようで結構穴だらけの私の行動ですが、面白がってもらえてよかったです(^^)

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